<第300回>由布岳登山

 今年も最高のお天気でした。週間予報では雨は大丈夫そうだったけど曇りの予報。ところが日曜日が近づくにつれて、お日様マークへ変わっていきました。由布岳専用の登山指数はA。嬉しいじゃありませんか。それもそのはず、今回の参加者に4組のご夫婦がいらっしゃいました。お天気に気を遣っていただきました。感謝!

 7時スタートに基山で待ち合わせをした梅野夫妻を残して、早々と集合。今回初めて時間前のスタートを切ることができました。あっという間に基山パーキングに到着し、梅野夫妻を乗せ、みんなは弁当を購入をして、由布岳に向かって出発!今回のドライバーは馬場さん。

 予定よりも早く由布岳登山口に到着し、集合写真を撮って出発しました。緑と由布岳の壮大さと空の青さがとてもいいでしょう。ひばりやホトトギス、かっこうが囀り、そして今年は早咲きのミヤマキリシマに目を奪われながら初夏の登山を楽しみました。昨年、みなさんに迷惑をかけた貞池は、今年はトレッキングシューズ(昨年はジョギングシューズ)、OS12本(昨年はビール2本)、下着の着替えとタオルを準備。万全な体制でのぞみました。おかげでみなさんに迷惑をおかけすることなく下山をすることができました。また、久々に頂上に届きました。ビールとご飯の美味しいこと。

 さてと2枚めのヘリの写真に注目。これは最後を行く私たち5人のグループが7合目、時間は13時30分ごろ、お年寄りが一人じっとすわってらっしゃいました。ふわっと立ち上がったとたんに倒れられたのです。一瞬、意識不明の状態になりました。あわてて駆け寄り、医療関係にお勤めの野口さんが適切に処置、それぞれがテキパキ動き、谷本さんが救援を消防署に求めました。この間、位置情報の確認や居場所を知らせたりと必死の活動を続けました。たまたま通りかかった若者二人も医療関係者でいろいろとアドバイスをいただきました。1時間と時間はかかりましたが防災ヘリが到着し、麓に救急車が控えお年寄りをヘリに収容して、無事に別府の病院に搬送されました。もう少し遅かったら低体温症で命が危なかったそうです。

 後日談ですが、お年寄りの方は元気に退院をされて谷本さんにお礼の電話が入ったそうです。


教訓

われわれジョガーも自分自身過信をして、一人でマラニックに出かけることもあります(貞池は特に)特にこれから夏場を迎え、熱射病対策なども必要です。そこで注意を何点か。

①必ず友人または家族の誰かに行き先を伝えておくこと。

②自分の持ち物に生年月日、血液型、現在受けてる治療、飲んでる薬、罹っている病院、家族や友達の連絡先、自分の携帯番号などわかりやすいところに書いてもっておくこと。

③夏場は早め早めの給水に心がけること。

適度に塩分も摂ること。

④木陰で休足(休息)を取りながら、無理せずに走ること。

⑤キャップは必需品、通気性のよいウェアを利用すること。

他にもあるかと思いますが、もしこんなことも必要というのがありましたら書き込みをお願いします。