SFC発足エピソード

今からさかのぼること26年前、1993年3月のこと。大先輩の新開さんが園芸の本を3冊手にもって、「貞池さん、広島転勤になった。この本を見ながら畑の世話をしてね。10年後の定年には帰ってくるから。」そう言い残してさっさと広島へ行ってしまった。

 

そうか、私と高増さんは連続無休ランをやっているから日曜日でも走っているか。第一は大濠ランナーズの例会だから第三に畑の会をやってみよう!それから先輩の中野さん、小出さん、阿部さんほかに相談をして新開ファーマーズクラブを立ち上げた。その頭文字をとってSFCと名付けられた。

 

と、言っても畑のこと。農作業がさっぱりわからない自分では心もとない。また、農作業だけではだれも手伝ってはくれない。そこで、畑の作業が終わったら収穫祭を執り行うことにした。

畑仕事のあとは、楽しい収穫祭。

話も弾み、至福のひととき。

里芋、さつま芋は

手入れが少なくてすむ。


●初代

農園長 道脇さん、料理長 上杉さん

●2代目

農園長 阿部さん、料理長 伊藤Bちゃん

●3代目

農園長 岡部さん、料理長 笠岡さん

●4代目

農園長 古川さん、料理長 笠岡さん


 

こうして10年の間、農園長、料理長が見事につながり、定年を終えて帰ってこられた新開さんに無事、畑をお返しすることができた。おかげで大濠ランナーズの垣根を越えて多くの仲間と接点ができ良い会へと発展をしてきた。

 

10年を経て道場主に畑を返還し、本来なら解散すべきところ第三日曜日、マラニックと食事のイベントを止めるには惜しく継続して開催することにした。

 

しばらくは大濠公園の宝亭を発着点にして四方に走り回った。大濠に帰ると笠岡さん、中野さんの手料理で一杯やるのが楽しみとなった。ところが笠岡さんが体調を崩され、早々と他界をされ、SFCは自立の道を歩むことになった。

 

こうして新たなスタートを切ったSFCはスマイルフィットネスクラブと命名し、マラニック&ウォーク+風呂+食事のイベントへと切り替わり現在に至っている。